居酒屋の情報満載
株価判断指標の1つである株価収益率(PER)は100倍を超え割高感があるが、将来への大きな期待が投資家を引きつけて止まない。
日経新聞がまとめた1999年度「優れた会社」ランキングでは、上場企業など約1100社の中で、111位の評価を受けた。
収益、成長力、社会性、若さなど現在の企業の実力を総合評価したもので、「ベンチャー精神を保ち続ける高収益企業」として、外食産業ではトップに位置付けられた。
なぜWは、これほどの評価を受けているのか。
W辺は「攻めるマーケットに対するビジョン、方向性が明確だから」と、言い切る。
日本の外食産業のマーケットは現在、約29兆円。
うち個人商店を除くテーブルサービスの市場は1兆6千億円。
ファミリーレストランが上位24社6千店で1兆円、居酒屋が26社6千店で6千億円を分け合っている。
ファミリーレストランは、売り上げに占めるAの比率が5%以下、居酒屋は45%以上。
その中間、20〜30%のこれまで真空市場だったところを、Wは、W株は、内外のアナリストから高い評価を受けている立地、商圏人口、客単価、Aルコル比率などがそれぞれ異なる居食屋「W」、ファミリーコミュニティーレストラン「N亭」、アメリカンカジュアルダイニング「TGFライデーズ」の3業態を使って、目標達成を狙う。
「W」し」「N亭」のニつの業態で狙う。
食べるだけでは飽き足らない。
居酒屋は入りにくい。
米国で数年前から広がり出したカジュアルレストランのような店。
日本のテーブルサービス業も、21世紀は大きな転機を迎える、と見る。
「ファミリーレストランと居酒屋のそれぞれ半分ずつが、この潜在市場に集まり、近い1000店1兆円の新たな市場に再編される。
Wはその半分3000店5000億円をとる」「会社や社員をどこに連れて行こうとしているのか、経営戦略を常に明確に提示するのが、トップの務めであり責任」と、W辺は考えている。
Wフードサービスは2010年に1千店舗展開、2020年にはグループ50社で売上高1兆円企業を目指しているが、その根拠はこうした将来の市場分析に基づいている。
だれにでも分かる明確なビジヨーンを打ち出し、現状との差を目標とする年数で割る。
このようして掲げられる中長期経営計画を1つ1つ実行に移していく。
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